こういう業界に居ると、苦情の二言目に「消費者センターに訴えますね」てなことが書かれている事をよく見るわけですが、まずそんな名前のセンターは無い(笑)上に、国民生活センターの消費生活センターも苦情を言う人が期待するほど動いてもらえる存在ではなかったりするわけです。
苦情…まぁ意見は見てもらえていないっていうイメージがあるかもなんですけど、案外見ている人はちゃんと見ています。でもまぁ、苦情を言う人に多いのが自分の意見がすべてであり正義であるという狭い視野で語っちゃってるパターンが基本なんですよね。なので、正直国民生活センターに意見を持ち込んでも「一時的な感情での意見だな」になるかと思います。国民生活センターにちゃんと動いてもらうにはそれなりの理由付けのバックボーンが必要でして(そりゃ安易な理由で動いたら単なる圧力になっちゃうんで)、本当に伝えたいことをまとめるべきかと。過去に
こういう動きもありますが、これすらかなり稀な出来事、ということなのですわ。
基本的に多いパターンとしては、自分の意見に説得力を持たせるために「きっとみんな同じ意見だと思います」「みんな言ってました」「このままなら辞めるってみんな言ってます」なパターン。本当にみんな同じ意見だったら結構洒落にならない量の問い合わせが来ます。みんな理想があるのである程度の不満は必ずしも持っていますが、それがその人にとって重大な欠陥かどうかは別ってことなわけで。あとよく見るのは「おたくの株売って暴落させますね^^」というパターン。んな馬鹿な、と思うかもなんですけど、案外多いんですよ、本当にw
とりあえず、そんなに国民生活センターは権限ないよってことと、案外意見は目を通してる人多いよってことで。なので、変な下手脅しは書かずに素直に意見書いていいですよ。小手先の芸盛り込まれるより怒りのまま書いてくれたほうが伝わりやすかったりもしますから。
物を作っている以上、やっぱり評判は気になるし、少しでもいいものを遊んでもらいたいってのは事実ですから。ただ、それが実現できるかどうかは大人の事情…かな、やっぱ(苦笑)。
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