正直なところ、ゲーム業界は終身雇用とか年功序列に無縁(既に大企業でもそうですが)ですから、自分の事を天秤にかけてばしばし判断をすれば良いと思うんですよね。自分は流石に年齢も年齢になりつつあるのである程度は自重してますが、なんか私より若いのに無理無理に会社にしがみついている人が多いような気もしますね。素直に転職すれば楽になるんじゃないかなーとも思うんですが。まぁ言いませんけどね。
一応転職を考えた場合義理として考慮すべきは、追い込み時期に止めないって位かと。前の会社も新規プロジェクトに移行の話が出ているタイミングを地味に狙ってました。丁度担当タイトルが一段落したのもあってあっさり退職しましたけどね。ゲーム業界は正直狭い世界なので、現場の人に嫌われると何処で出会うかわからないので止めておいた方が良いというか。(他業種に行くのであればアレですが)
ただ、転職はもちろんリスキーですけどね。一応それまでの会社的人間関係をいったん捨てる部分はあるので新人として謙虚にして人間関係にまず潜り込んでいく努力も必要になりますし。正直転職で一番リスキーなのはこの人間関係構築ではないかと。いくらキャリアあってもその会社に既に居る人から見れば新参者ですし、色々と気を使う事は多いっす。そういう意味では今の会社での人間関係状態と新しい会社での人間関係構築労力を天秤にかけて問題がなければ閑散期を狙ってびしびし転職しちゃえば良いと思う。
自分的に今転職の基準となっているのは「このままここに居て学べる事はあるのか」という事。新スキルゲットは物凄いお得な事だから、自分が成長できる仕事なら結構な無茶でも無理でも喜んでやる。そういう時は残業しまくるし早出も喜んでやる。でも経験も稼げなければスキルも稼げないなぁ、と思ったら正直転職という選択肢を考え始めるのが自分。
あとは評価されるかどうかって事じゃないかな、と。耳障りの良い事だけ言ってればOKとか、ゴニョゴニョなことをしないと評価されないとか、そもそも自分の仕事は把握されているのかといった部分で色々あるとこんなところに身を任せておいてよいのかと不安に思うのは自然な流れだし。
まぁぐだぐだ書きましたが、結局のところ仕事というのは自分の能力を売ってその対価としてサラリーをいただくという行為なので、そのへんの天秤が釣り合っていないと思うのであればバシバシ転職しちゃえば良いと思う。あとは1年後の自分が今とどの位変わってるかが予想出来るかどうか。その予想される代わり具合とそれまでに貰うであろうサラリーを天秤にかけるとかね。
自分は結構あれこれ転職しているのも有るんでその辺緩い考えなのかもですが、それにつけても若い人は転職に関してのどん欲さが無いなーと感じることもしばしば。
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